看護師・助産師になりたい。同時にほかの道でも悩んでいる受験生へ
こんにちはー。超ゆるい助産師てん です。
助産師で少し働いてから休職し、子ども4人産んでから助産師に戻りました。
11月になり受験生のみんなや保護者さんはお忙しい時期ですね。
今回は私がいつ助産師になろうとして、どんな風に選択したのか書きます。
もしも医療系以外の道も頭にあって悩んでいる人がいたら読んでみてね。
20年以上前のお話だけどね。
ただし読んでもテストの点は上がらないかもしれないけど、気持ちがスッキリしたりす
る可能性はあるかも。
アニメータ志望⇒助産師もいい⇒受験どうする⇒看護学校⇒助産師
これが私のたどった経緯です。助産師志望になったのは高3でした。
看護師になるためには
看護師をすでに目指している人は、もうどうすればいいか知っていると思います。
高校普通科に行っている人は、進学(受験)です。進学先は専門学校、大学などですな。
高校生の段階でもう助産師になりたいと思っている人は看護専門学校⇒助産師専門学校のコースか、大学に行って一度に取ってしまうかどちらかです。
てんは、大学受験できる状況にはなかったので専門学校⇒専門学校のコースでした。
普通科の のほほん文系コースにいましたものでねw
看護の道とアニメの道で悩んだ私
突然ですが、ここで私がこの記事を書くにいたった理由ともいえる過去をお話します。
私は小さいころから絵を書いたり工作をすることが大好きでした。
中学生の英語の時間に先生の目の前の席で落書きに没頭しすぎて、頭をコンコンとされるまで気付かなかったほどです。目の前に先生が立っていてもまっっったく気付かなかったんです。その後教室の前に呼び出されて、「君は塾にでも言っているの?」と聞かれました。 「塾に行ってたら落書きしててもええんかぃ」と思ったのを覚えています。自慢ではないですが塾には行ってませんでしたよ。
そんな落書きバカで漫画家になりたかった私でしたが、中3でアニメオタクと変身し、アニメータになりたいキャラクターデザインをしたいと思うようになりました。
20年以上前ですがその頃は、アニメーションや声優養成専門の学校もありそういう学校に行きたいなと思っていました。
しかし高校3年生の1学期に突然、助産師になりたい!と思う出来事がありました。
(まだこの時期でも進路をはっきりと決めていなかったのもどうなんでしょう。)
高校の先生に相談したりしても、アニメの道って養成学校という受験すればだいたいは入れる感じだったこともあって天秤にすら掛けてもらえず「看護学校受験しろ」って感じでした。
でも看護学校行けばいいやんって言われれば言われるほど「いや、やっぱりアニメータにもなりたい」って思ってる私がいたんです。
今ならもうそれだけ悩むって事は、アニメータの道を選べばいいやろ!って思うんですけど、わたしは頭の中は打算的になってきていました。「入試の困難度」と「学費の心配」しかしていませんでした。
どういうことかというと、
- まず入試に学力を要する看護の道へ進み、それからまだやりたかったらアニメの道へ行き直すか?
- アニメータ養成学校は入学金と学費が1年目でもう百万円単位、看護系は国公立を選べば3年間で百万円程(多分w)だったので親に頼むなら看護だよなぁ…。
という具合です。必要な考えではありますが
もう好きかどうか、やりたいかどうかは 思考の影にかくれて行ってしまってました。
最終的には看護専門学校を受験し進学、その後助産師学校へは浪人(就職)してから進学しました。
正直に話すと、看護師(助産師)になってからもずっと「あの時アニメータの道を選んでいたらもっとたのしかったかも」と思い続けていました。だからといって改めて受験しなおしたりもせず、今の私になりました。
想像して楽しい気持ちになるかはモチベーションに影響する
進路を選ぶ段階はまだまだ途中経過です。そもそも人生はすべてが経過でしかないと思います。
どこにゴールを設定するか、目標を決めるかで現在地が変わります。
就職することがゴールだとすると看護学校に入る、アニメータ専門学校に入ること自体は途中経過ですよね。どの道を通っても間違いでもないですし、遅い早いは関係ない。
また経過の途中でゴールを設定し直す出来事が起こるかもしれません。進路変更などがそうですし、学生を辞めて違うことを始めるというのもそうです。
看護学校に来る人の中にも「一旦社会人になったけど、夢だった看護師になりたくて」とか「家族の闘病をきっかけに」などという方が少なくないのです。今でも様々な経歴を持った男女の学生さんが頑張っていますよ。
そういう様々なケース、人生、選択があります。
選ぶ時はできれば 楽しい気持ちになれる方を選ぶ。これはモチベーション維持に大事だと思います。
高校生のみなさんにも様々な環境にいて、だれもが同じように進学できるわけではないでしょう。ですが人生の舵を自分でとることを諦めないで欲しいと思います。
なりたい気持ちを強く持って進んでください。
私は就職してから後悔していたとお話しました。
それは後悔というよりもくすぶった感情でした。自分の決め方に問題があったと思います。打算的に決めたからです。やっていて楽しくてニヤニヤしてしまう、そのことは絵を書くことでした。その正直な気持ちを親きちんと話さなかったんです。
親は分かっていて、どちらの決断でも支えてくれる準備をしてくれていたと思います。
もちろん助産師になりたいとういう気持ちはずっと強くありました。 だからこそ看護学校での3年間も乗り越えられたと思います。
実際の看護学校での生活はアルバイトもできましたし、学校知り合って仲良くなった友人と大好きな絵を書いて同人誌を作ったり売ったりする活動もできました。
楽しい3年間でした。
人生はあなたのもの
この記事を読んでくれているみんなに
「応援しているよ!」
愛をこめてこの言葉を贈りたい。
今は子どもが受験生になって、後ろから見守る立場になりました。
それでも今もブログを始めたり、わたしも自分の人生を生きることを楽しみながらできるようになってきたところです。
就職することが目標だったころは、30歳まで生きなくていいなーなんて思ったこともあります。でも人生がわたしをほっておかないんですよ。いーっぱい、色んなことが起こります。不思議だけど楽しいこと嬉しいことや逆の事、自分との葛藤…。
人生の長さには関係なく誰もがいろいろな経験を繰り返して生きているんですよね。
だから、もしもこの先どこかであなたと私の人生が交わることがあったらよろしくお願いします。
以上、てんでした。